まったり薬剤師道中
薬剤師にジョブチェンジ。今更知った薬の知識をぶつぶつ公開
いやくぶんぎょー
最近ライノさんに冒され気味。
ライノさんとはこの時期鼻をずびずびさせてくれる、ちょっと迷惑な風邪ウイルスさんです。
なんか、響きが好きなんだよね。ライノっていう。
意味はギリシャ語で「鼻」だそうですが。
まぁそんなことはちょっと置いといて(ノ・ω・)ノ゙□
本日はこれからの福井県の方に特に知っていただきたい制度をお届け!
なぜ福井!?だって福井が特に普及率低い制度なんだもん!
先生達がめっちゃそのこと強調するんだもん!関東圏も大差ない気がするんだけどな!
その制度とは医薬分業制度。
普及率80%を超える秋田ではもうおなじみかもしれませんが、
これは処方箋を出す病院と、薬を出す薬局を独立させようという制度で、
この制度の本当の目的を知らない患者さんにとってはちと困った制度。
私が小さい頃お世話になっていた診療所もそうだったんですが、
診療所や病院の中には診察の後、そのまま受付でお薬出してくれたりする病院もありますよね?
もしくは調剤所、とか病院内の薬局に立ち寄ってお薬を貰う方もいるのでは。
「調剤所」という明確な場所を持たない小さい診療所ではわかりにくいんですが、
あれは別に看護師さんが薬を出してくれてるわけではなく、ちゃんと看護師さんに混じって薬剤師が薬を管理していて、やはり薬剤師さんが薬について説明してくれています。
患者たる我々からみれば診療が終わった後すぐに薬が出てくれればこんな楽なことはないんですが、本当は見えないところでちょっと問題が……これは某ペーターママの供述です。
(あなたが困ったこととは?)
母「大量の同じ薬ですのよ。実はペーター……息子は、先日ライノさんに酷く痛めつけられまして、近くの内科にお世話になったのですが、実はそこでお薬が出されまして……」
(それ自体は普通なのでは?大量にとはどういうことでしょう?)
母「実は息子は喘息持ちで、別の病院にもお世話になっておりまして、そこからも薬をいただくんですけれども、先日そのお薬と風邪との薬を飲ませようと揃えて見たら、全く同じ薬が2種類もございましたの!」
(なるほど、同じお薬が重複して出されていたんですね?)
母「ええそうなんです!私もう困ってしまって!両方とも同じ薬だからどちらか一方飲ませればよいのか、それとも別の症状に処方されたんですから両方ともしっかり飲ませるべきなのか迷ってしまったんです!」
(それでどうなされたんですか?)
母「とりあえず両方とも飲ませました。でももし作用が強く出過ぎたらと思うと怖くて!あぁペーター!無知なママを許して!でも飲ませなくて喘息の発作が出たらと思うと!ママ怖かったのよ!」
とまぁ……うん。
薬が重複して出ていたら、
とりあえず両方飲むのはやめてください!
それがビタミンCだったらともかく、普通のお薬はほぼ確実に飲んだ量だけ効果を通り越した副作用が現れてきます。
副作用が弱い物ですめばいいですが、最悪死に至ることだってあります!
しかも今回のペーターママのように薬を知らない私たちの目からでも全く同じ薬ならまだ判別の余地はありますが、薬の中には全く同じ成分を含んだ、
見た目が全然違う薬というのも存在します。
それに飲み併せることでその毒性を発揮するということも!
そうなるともう薬に詳しい薬剤師さんに聞くしかありません。
実は結構問題になっているこの薬の重複。
特にいくつもの病院を掛け持っている方には心当たりのある方も多いのでは。
このような問題に対処するべく打ち立てられた制度こそ、
医薬分業制度なのです!(`・ω・´)
この制度の目的は患者さんにかかりつけ病院ならぬ、かかりつけ薬局を作ってもらうこと。
目的別に病院を渡り歩く患者さんでも、その処方箋を行きつけの一つの薬局にいつも持ってきていただければ、薬剤師さんは患者さんが以前にどのような薬を処方されたかという記録を見て、重複している場合は医師に連絡して「どうするよ?」と話あってくださいます。
また重複している場合限らず、すでに出されている薬と飲み併せることで有害作用を発揮する薬や、患者さんが医師にうっかり言い忘れちゃった病気を悪化させてしまう薬なども確実にピックアップして患者さんにもっとも適した処方内容へと変更してくださるはずです。
というわけで、
処方箋は渡されるけど病院の目の前の薬局に駆け込んじゃってるそこのあなた!
それだと全・然☆意味ないから!
是非とも病院ごとに薬局を巡るのではなく、できれば一番行きやすい自宅近くの薬局を一カ所決めて、全ての病院で出された処方箋はその一カ所だけで貰うようにしてください!
まぁ旅行中とかはさすがに無理だと思うので、できる限り。
そうしていただいた方が、薬剤師的にも患者さん的にも一番良い治療ができるはずです。
以上!今日の授業の内容でした まる
ライノさんとはこの時期鼻をずびずびさせてくれる、ちょっと迷惑な風邪ウイルスさんです。
なんか、響きが好きなんだよね。ライノっていう。
意味はギリシャ語で「鼻」だそうですが。
まぁそんなことはちょっと置いといて(ノ・ω・)ノ゙□
本日はこれからの福井県の方に特に知っていただきたい制度をお届け!
なぜ福井!?だって福井が特に普及率低い制度なんだもん!
先生達がめっちゃそのこと強調するんだもん!関東圏も大差ない気がするんだけどな!
その制度とは医薬分業制度。
普及率80%を超える秋田ではもうおなじみかもしれませんが、
これは処方箋を出す病院と、薬を出す薬局を独立させようという制度で、
この制度の本当の目的を知らない患者さんにとってはちと困った制度。
私が小さい頃お世話になっていた診療所もそうだったんですが、
診療所や病院の中には診察の後、そのまま受付でお薬出してくれたりする病院もありますよね?
もしくは調剤所、とか病院内の薬局に立ち寄ってお薬を貰う方もいるのでは。
「調剤所」という明確な場所を持たない小さい診療所ではわかりにくいんですが、
あれは別に看護師さんが薬を出してくれてるわけではなく、ちゃんと看護師さんに混じって薬剤師が薬を管理していて、やはり薬剤師さんが薬について説明してくれています。
患者たる我々からみれば診療が終わった後すぐに薬が出てくれればこんな楽なことはないんですが、本当は見えないところでちょっと問題が……これは某ペーターママの供述です。
(あなたが困ったこととは?)
母「大量の同じ薬ですのよ。実はペーター……息子は、先日ライノさんに酷く痛めつけられまして、近くの内科にお世話になったのですが、実はそこでお薬が出されまして……」
(それ自体は普通なのでは?大量にとはどういうことでしょう?)
母「実は息子は喘息持ちで、別の病院にもお世話になっておりまして、そこからも薬をいただくんですけれども、先日そのお薬と風邪との薬を飲ませようと揃えて見たら、全く同じ薬が2種類もございましたの!」
(なるほど、同じお薬が重複して出されていたんですね?)
母「ええそうなんです!私もう困ってしまって!両方とも同じ薬だからどちらか一方飲ませればよいのか、それとも別の症状に処方されたんですから両方ともしっかり飲ませるべきなのか迷ってしまったんです!」
(それでどうなされたんですか?)
母「とりあえず両方とも飲ませました。でももし作用が強く出過ぎたらと思うと怖くて!あぁペーター!無知なママを許して!でも飲ませなくて喘息の発作が出たらと思うと!ママ怖かったのよ!」
とまぁ……うん。
薬が重複して出ていたら、
とりあえず両方飲むのはやめてください!
それがビタミンCだったらともかく、普通のお薬はほぼ確実に飲んだ量だけ効果を通り越した副作用が現れてきます。
副作用が弱い物ですめばいいですが、最悪死に至ることだってあります!
しかも今回のペーターママのように薬を知らない私たちの目からでも全く同じ薬ならまだ判別の余地はありますが、薬の中には全く同じ成分を含んだ、
見た目が全然違う薬というのも存在します。
それに飲み併せることでその毒性を発揮するということも!
そうなるともう薬に詳しい薬剤師さんに聞くしかありません。
実は結構問題になっているこの薬の重複。
特にいくつもの病院を掛け持っている方には心当たりのある方も多いのでは。
このような問題に対処するべく打ち立てられた制度こそ、
医薬分業制度なのです!(`・ω・´)
この制度の目的は患者さんにかかりつけ病院ならぬ、かかりつけ薬局を作ってもらうこと。
目的別に病院を渡り歩く患者さんでも、その処方箋を行きつけの一つの薬局にいつも持ってきていただければ、薬剤師さんは患者さんが以前にどのような薬を処方されたかという記録を見て、重複している場合は医師に連絡して「どうするよ?」と話あってくださいます。
また重複している場合限らず、すでに出されている薬と飲み併せることで有害作用を発揮する薬や、患者さんが医師にうっかり言い忘れちゃった病気を悪化させてしまう薬なども確実にピックアップして患者さんにもっとも適した処方内容へと変更してくださるはずです。
というわけで、
処方箋は渡されるけど病院の目の前の薬局に駆け込んじゃってるそこのあなた!
それだと全・然☆意味ないから!
是非とも病院ごとに薬局を巡るのではなく、できれば一番行きやすい自宅近くの薬局を一カ所決めて、全ての病院で出された処方箋はその一カ所だけで貰うようにしてください!
まぁ旅行中とかはさすがに無理だと思うので、できる限り。
そうしていただいた方が、薬剤師的にも患者さん的にも一番良い治療ができるはずです。
以上!今日の授業の内容でした まる
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HN:
鶫
性別:
非公開
職業:
大学院生&ペーパー薬剤師
趣味:
最近はもっぱらゲーム
自己紹介:
薬学部に通うただのダメ人間。
分厚い小説は一日で読み切るくせに分厚い教科書は一年たっても読めない。
三度の飯より寝ることと遊ぶことが好き。
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