まったり薬剤師道中
薬剤師にジョブチェンジ。今更知った薬の知識をぶつぶつ公開
べんぴやく2
もうこのIE嫌いぃぃ!ヾ(`Д´*)ノ
googleとの折り合いが悪すぎるだろ!
技術的なことはさっぱりわからんがgoogleで調べ物使用とするとなんかあらゆる物が消える!
もう戻そう。そうしよう。
というわけで冒頭から愚痴で申し訳ありません。
結構前から戦っていたんだけどね。やっぱり何がどうなってるのかさっぱりわからんのさ。
誰かこのパソコ見てあげてくれんかね。
では今日は現在の最大の敵=IEと戦いながら便秘薬に使われている成分を紹介して参ります。
<緩下剤>
緩下剤というのは字のごとく、緩やかにブツを出してくれる下剤のことを言います。
対義語(?)に峻下剤というものがございまして、こちらは凄まじく強力な下剤で、投与するとすぐに効果を発揮するんですが、あまりに強力すぎてこれを含んだ市販薬は数が少ないです。
普通の便秘だったらこの緩下剤で十分です。
寝る前に飲んで、朝効果が見られるので、使う方も安心。
最初に紹介するのはそんな緩下剤の中でも大腸師激性下剤なる物たちです。
●大腸刺激性下剤
大腸刺激性下剤はそのまんま大腸を刺激して運動を亢進させることで腸管内に溜まった便を外へと送り出すという下剤です。
これが入った下剤は直腸性便秘に有効ですが、長期連用するとだんだん耐性が出来て服用量を増やしても効果が得られなくなってくるうえ、腸内を守ってくれている細菌たちがいなくなって便秘症状が悪化することもあるので、十分な効果が得られなくても短期間の使用にとどめてください。
こいつに分類される成分はセンノシド、センナ、アロエ、ダイオウといった生薬や生薬に含まれる成分。
スルーラックデトファーバーや、新コッコアポA錠などに含まれています。
こやつらは脂溶性のため授乳中 のご婦人や妊婦の方には使用できません。
またこれら生薬成分よりもより穏やかな作用を持つのがピコスルファートナトリウムやビサコジルといった成分で、かの有名なコーラック・コーラックソフトや、ドクソウガンミニなどに含まれています。
この二つの成分の注意点は大抵が腸溶性コーティングといって胃では溶けずに腸で崩壊し、作用を発揮するように工夫された製剤に含まれるので、牛乳と飲むことがNGとなっています。
この腸溶性コーティングというのはつまり酸には強いがアルカリ性の環境に弱いという特性を持っているので、腸内の弱アルカリ性環境では簡単に崩れてしまうのに、胃酸では絶対に溶けないという物。
んで、牛乳はよく調べてみるとアルカリ性なんですよねー。
んー、個人的にはアルカリ性じゃなくて弱酸性だと思うんだが、参考にしてる資料にアルカリって書いてあるのでこの疑問は心の中にしまっておく。
まぁそんなこんなな理由で、牛乳と一緒にこの薬を飲んじゃうと、腸に届く前に崩壊して効果がなくなってしまうと言うわけです。
●塩類下剤
次に紹介するこの成分は、腸管内に長く滞留し続けた結果カチカチになった便を、体の水分を再び引き寄せて柔らかくしてくれる成分です。なのでだいたいの便秘に使っていただけるのではないでしょーか。
これが入っている薬は空腹時か就寝前に少量から飲むようにして、効果を見ながら少しずつ増やしていくのが良いようです。
成分はこちら。
酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、水酸化マグネシウム。
とマグネシウム三姉妹勢揃いです。
なのでこれらは腎障害をお持ちの方には使用できません。
またテトラサイクリンやニューキノロン系の抗菌薬と使用すると体内で合体して効果が著しく低下するため、抗菌薬を飲んでいる方は自分がどのような薬を飲んでいるか確認してから飲んでくださいね。
あと大量の牛乳とこれらの成分が入った薬を服用すると、ミルクアルカリ症候群といって体内のカルシウムが以上に高くなって悪さをし出すのでご注意ください。
この成分を含んだお薬はミルマグ液やスラーリア便秘内服液、錠剤ミルマグLXなどが該当します。
●膨潤性下剤
この下剤に分類される成分は、食物繊維が主成分となっています。
食物繊維が水分ゼロの状態の物と考えてよろしいかと。
カルボキシメチルセルロースカルシウムorナトリウム、プランタゴ・オバタ種皮がこれにあたります。
これらが腸管内に入ると、周りの水分を吸収して膨らみ、腸管を刺激するんですねー。
んで刺激された腸管は早く出さねばと動き出して、ついでに便も排出してくれるわけです。
なので腸がやる気無くした弛緩性 便秘に効果的。
この成分を含んだお薬は最初に出てきたスルーラックデトファイバー、コーラックファイバー、サトラックスやベストールなどがあるようです。
●浸潤性下剤
さくさく進みまして、この下剤は便の表面張力を低下させて便を柔らかくし、排泄を促してくれる物。
表面張力というとコップ一杯に張った水を想像せずにはいられないかと思いますが、要は物質をその場に引きつけとどめておく力だと理解していただければOKです。
その力を下げてあげると頑なだった便は簡単に崩れるようになるみたいです。
この成分はジオクチルソジウムスルホサクシネートとかいう非常に長ったらしい物ですが、単体で使われることは無く、大抵が上で紹介した刺激性下剤と一緒に配合されています。
スルーラックプラスやコーラックⅡなどがその代表。
これらは刺激性下剤のビサコジルなどの成分プラス、このジオクチルソジウムなんちゃらが含まれています。
排便時の痛みが気になる方は、これを選ぶと良いようですよ。
んー今日はこんなところかなぁ。
IEも相変わらずご機嫌斜めだし。ブログのサーバーも相変わらず愛想悪いしね。
文句付けどころはいろいろあるが、とりあえず自分のパソコの管理が杜撰なのが原因ぽいので我慢。
それより目下の問題は3DSを買うかどうかと言うことと、11月23日を控えてゼル伝に手を出すかどうかと言うことだよ!!なんかCBTわりと行けそうだし、どうする!?やっちゃう!?
googleとの折り合いが悪すぎるだろ!
技術的なことはさっぱりわからんがgoogleで調べ物使用とするとなんかあらゆる物が消える!
もう戻そう。そうしよう。
というわけで冒頭から愚痴で申し訳ありません。
結構前から戦っていたんだけどね。やっぱり何がどうなってるのかさっぱりわからんのさ。
誰かこのパソコ見てあげてくれんかね。
では今日は現在の最大の敵=IEと戦いながら便秘薬に使われている成分を紹介して参ります。
<緩下剤>
緩下剤というのは字のごとく、緩やかにブツを出してくれる下剤のことを言います。
対義語(?)に峻下剤というものがございまして、こちらは凄まじく強力な下剤で、投与するとすぐに効果を発揮するんですが、あまりに強力すぎてこれを含んだ市販薬は数が少ないです。
普通の便秘だったらこの緩下剤で十分です。
寝る前に飲んで、朝効果が見られるので、使う方も安心。
最初に紹介するのはそんな緩下剤の中でも大腸師激性下剤なる物たちです。
●大腸刺激性下剤
大腸刺激性下剤はそのまんま大腸を刺激して運動を亢進させることで腸管内に溜まった便を外へと送り出すという下剤です。
これが入った下剤は直腸性便秘に有効ですが、長期連用するとだんだん耐性が出来て服用量を増やしても効果が得られなくなってくるうえ、腸内を守ってくれている細菌たちがいなくなって便秘症状が悪化することもあるので、十分な効果が得られなくても短期間の使用にとどめてください。
こいつに分類される成分はセンノシド、センナ、アロエ、ダイオウといった生薬や生薬に含まれる成分。
スルーラックデトファーバーや、新コッコアポA錠などに含まれています。
こやつらは脂溶性のため授乳中 のご婦人や妊婦の方には使用できません。
またこれら生薬成分よりもより穏やかな作用を持つのがピコスルファートナトリウムやビサコジルといった成分で、かの有名なコーラック・コーラックソフトや、ドクソウガンミニなどに含まれています。
この二つの成分の注意点は大抵が腸溶性コーティングといって胃では溶けずに腸で崩壊し、作用を発揮するように工夫された製剤に含まれるので、牛乳と飲むことがNGとなっています。
この腸溶性コーティングというのはつまり酸には強いがアルカリ性の環境に弱いという特性を持っているので、腸内の弱アルカリ性環境では簡単に崩れてしまうのに、胃酸では絶対に溶けないという物。
んで、牛乳はよく調べてみるとアルカリ性なんですよねー。
んー、個人的にはアルカリ性じゃなくて弱酸性だと思うんだが、参考にしてる資料にアルカリって書いてあるのでこの疑問は心の中にしまっておく。
まぁそんなこんなな理由で、牛乳と一緒にこの薬を飲んじゃうと、腸に届く前に崩壊して効果がなくなってしまうと言うわけです。
●塩類下剤
次に紹介するこの成分は、腸管内に長く滞留し続けた結果カチカチになった便を、体の水分を再び引き寄せて柔らかくしてくれる成分です。なのでだいたいの便秘に使っていただけるのではないでしょーか。
これが入っている薬は空腹時か就寝前に少量から飲むようにして、効果を見ながら少しずつ増やしていくのが良いようです。
成分はこちら。
酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、水酸化マグネシウム。
とマグネシウム三姉妹勢揃いです。
なのでこれらは腎障害をお持ちの方には使用できません。
またテトラサイクリンやニューキノロン系の抗菌薬と使用すると体内で合体して効果が著しく低下するため、抗菌薬を飲んでいる方は自分がどのような薬を飲んでいるか確認してから飲んでくださいね。
あと大量の牛乳とこれらの成分が入った薬を服用すると、ミルクアルカリ症候群といって体内のカルシウムが以上に高くなって悪さをし出すのでご注意ください。
この成分を含んだお薬はミルマグ液やスラーリア便秘内服液、錠剤ミルマグLXなどが該当します。
●膨潤性下剤
この下剤に分類される成分は、食物繊維が主成分となっています。
食物繊維が水分ゼロの状態の物と考えてよろしいかと。
カルボキシメチルセルロースカルシウムorナトリウム、プランタゴ・オバタ種皮がこれにあたります。
これらが腸管内に入ると、周りの水分を吸収して膨らみ、腸管を刺激するんですねー。
んで刺激された腸管は早く出さねばと動き出して、ついでに便も排出してくれるわけです。
なので腸がやる気無くした弛緩性 便秘に効果的。
この成分を含んだお薬は最初に出てきたスルーラックデトファイバー、コーラックファイバー、サトラックスやベストールなどがあるようです。
●浸潤性下剤
さくさく進みまして、この下剤は便の表面張力を低下させて便を柔らかくし、排泄を促してくれる物。
表面張力というとコップ一杯に張った水を想像せずにはいられないかと思いますが、要は物質をその場に引きつけとどめておく力だと理解していただければOKです。
その力を下げてあげると頑なだった便は簡単に崩れるようになるみたいです。
この成分はジオクチルソジウムスルホサクシネートとかいう非常に長ったらしい物ですが、単体で使われることは無く、大抵が上で紹介した刺激性下剤と一緒に配合されています。
スルーラックプラスやコーラックⅡなどがその代表。
これらは刺激性下剤のビサコジルなどの成分プラス、このジオクチルソジウムなんちゃらが含まれています。
排便時の痛みが気になる方は、これを選ぶと良いようですよ。
んー今日はこんなところかなぁ。
IEも相変わらずご機嫌斜めだし。ブログのサーバーも相変わらず愛想悪いしね。
文句付けどころはいろいろあるが、とりあえず自分のパソコの管理が杜撰なのが原因ぽいので我慢。
それより目下の問題は3DSを買うかどうかと言うことと、11月23日を控えてゼル伝に手を出すかどうかと言うことだよ!!なんかCBTわりと行けそうだし、どうする!?やっちゃう!?
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HN:
鶫
性別:
非公開
職業:
大学院生&ペーパー薬剤師
趣味:
最近はもっぱらゲーム
自己紹介:
薬学部に通うただのダメ人間。
分厚い小説は一日で読み切るくせに分厚い教科書は一年たっても読めない。
三度の飯より寝ることと遊ぶことが好き。
分厚い小説は一日で読み切るくせに分厚い教科書は一年たっても読めない。
三度の飯より寝ることと遊ぶことが好き。