まったり薬剤師道中
薬剤師にジョブチェンジ。今更知った薬の知識をぶつぶつ公開
ぱーきんそんちりょうやく
ここ数日で胃に穴が空きそうだったぜorz
あぁこれが中間管理職の板挟みってやつか。人間関係って本当に難しい(;ω;)
でもまぁ私の大切な友人達がこれでまた笑顔になってくれれば私も嬉しいかなww
ちょっと漏れちゃったけど、グジグジ今頃私が言っても仕方ないので、さっさかパーキンソン病治療薬についてやっていきます(。・ω・。)ノ
【パーキンソン病治療薬】
これには併用薬とかとかあるんですけど、とりあえず最初に治療の中心となる薬とそれぞれの副作用を書いて、根気と文字数が余ったら併用薬書きます。
先日書いたとおり、パーキンソン病はドパミンという物質を放出する神経が使えなくなり、そのドパミンに刺激されることにやって動く神経が停止してしまうことで起こります。
なので、そこでまず最初に紹介する薬は、脳内にドパミンを補うためのお薬になります。
レボドパ
これがパーキンソン治療でもっとも基本となるお薬。
ドパミンを直接投与するのが本当は一番早いんですけど、実はドパミンはほとんど脳に行かないので直接投与しても副作用が出るばかりで全く効きません。でもこのレボドパという物質はほぼ身体に必要なアミノ酸と似ている構造をしているため、脳内にも取り込まれます。
じゃあこのレボドパという物質は一体なんなのか、というと、これはドパミンの前駆体です。
詳しく説明すると長くなるんでサササーと書かせて貰いますと、実は今回問題になってるドパミン、また一番身体の機能に関与してるのにあんまり知られていないノルアドレナリン、逆に有名すぎるアドレナリンの三つは、みーんな同じ一つの物質・・・チロシンというアミノ酸から出来ています。
チロシン→レボドパ→ドパミン→ノルアドレナリン→アドレナリン
てな順で体内でチロシンから合成されていて、つまりこのレボドパを身体に入れてやれば、体内に存在する酵素によってドパミンになるんです。前駆体というのはつまり、ドパミンになる前の物質のことですにゃ。
と私がやっと整理できたところで、この薬の特徴と副作用をば・・・
●特徴●
・効果発現に一ヶ月かかる
・無動と筋固縮に有効
・ぷるぷる震えちゃう(振戦)に効果が薄い
・薬物性パーキンソン病に無効
・鬱症状を改善
●副作用●
・悪心・嘔吐
・血圧上昇、頻脈、不整脈(ドパミンの末梢効果。レボドパが脳に行かなかったときに起こる)
・幻覚、妄想興奮(ドパミンが中枢に多く行ってしまったときに起こる)
・遅発性ジスキネジア
・悪性症候群(ドパミン神経の作用が急激に落ちたときに起こる)
副作用でもっとも重要なのがこの悪性症候群です。
これはパーキンソン症状を更に強力にした症状+高熱、意識障害が出てくる物で、とても重篤な副作用として知られています。
でもこれはレボドパを投与されている最中は起こらず、投与を急激にやめてしまったときに起こるらしいので、これを飲んでいる方、またはこれを飲むことになった時には、自分の意志で勝手にやめないよう注意してください。
D2受容体作動薬
レボドパはあくまでもドパミン神経のドパミンを補うためのお薬で、この神経の変性が進行していると十分な効果が得られません。
なので、今度はドパミンの刺激によって動く神経の受容体を、直接刺激してあげる薬になります。
でもレボドパよりも作用が弱いのがちょい難点。
1)麦角アルカロイド誘導体
ブロモクリプチン、ペルゴリド、カベルゴリン
●副作用●
めまい、悪心・嘔吐、低血圧、腹痛、便秘、精神症状(妄想興奮)、肢端紅痛症、悪性症候群
●禁忌●(飲むと重大な副作用が起こる可能性があるため、投与が禁止されている患者)
妊婦→流産する危険があります
2)非麦角アルカロイド誘導体
タリペキソール、プラミペキソール、ロピニロール
●特徴●
プラミペキソールとロピニロールは鬱症状に強い患者さんにも有効。
レボドパでは副作用としてあったジスキネジアが起こりにくい。
現在治療のメインに使われてます。
●副作用●
眠気、悪性症候群
んーと、やっぱり根気が無かった。
文字数は余りまくってる。
まぁまた気が向いたときに、併用薬なんかをまた紹介させて貰います。
気がつけばOSCEもあと四日?に迫ってます。
何すれば良いんだろうね?正直もう直前でも良いんじゃないか。
先生も普通の人間ならOSCEは絶対落ちないって言ってたし。
やっぱり心配なのはCBTだよね。
でも今日はゼルダをやり続けるのである。ちょっとまだ精神が弱ってるのでね。
あぁこれが中間管理職の板挟みってやつか。人間関係って本当に難しい(;ω;)
でもまぁ私の大切な友人達がこれでまた笑顔になってくれれば私も嬉しいかなww
ちょっと漏れちゃったけど、グジグジ今頃私が言っても仕方ないので、さっさかパーキンソン病治療薬についてやっていきます(。・ω・。)ノ
【パーキンソン病治療薬】
これには併用薬とかとかあるんですけど、とりあえず最初に治療の中心となる薬とそれぞれの副作用を書いて、根気と文字数が余ったら併用薬書きます。
先日書いたとおり、パーキンソン病はドパミンという物質を放出する神経が使えなくなり、そのドパミンに刺激されることにやって動く神経が停止してしまうことで起こります。
なので、そこでまず最初に紹介する薬は、脳内にドパミンを補うためのお薬になります。
レボドパ
これがパーキンソン治療でもっとも基本となるお薬。
ドパミンを直接投与するのが本当は一番早いんですけど、実はドパミンはほとんど脳に行かないので直接投与しても副作用が出るばかりで全く効きません。でもこのレボドパという物質はほぼ身体に必要なアミノ酸と似ている構造をしているため、脳内にも取り込まれます。
じゃあこのレボドパという物質は一体なんなのか、というと、これはドパミンの前駆体です。
詳しく説明すると長くなるんでサササーと書かせて貰いますと、実は今回問題になってるドパミン、また一番身体の機能に関与してるのにあんまり知られていないノルアドレナリン、逆に有名すぎるアドレナリンの三つは、みーんな同じ一つの物質・・・チロシンというアミノ酸から出来ています。
チロシン→レボドパ→ドパミン→ノルアドレナリン→アドレナリン
てな順で体内でチロシンから合成されていて、つまりこのレボドパを身体に入れてやれば、体内に存在する酵素によってドパミンになるんです。前駆体というのはつまり、ドパミンになる前の物質のことですにゃ。
と私がやっと整理できたところで、この薬の特徴と副作用をば・・・
●特徴●
・効果発現に一ヶ月かかる
・無動と筋固縮に有効
・ぷるぷる震えちゃう(振戦)に効果が薄い
・薬物性パーキンソン病に無効
・鬱症状を改善
●副作用●
・悪心・嘔吐
・血圧上昇、頻脈、不整脈(ドパミンの末梢効果。レボドパが脳に行かなかったときに起こる)
・幻覚、妄想興奮(ドパミンが中枢に多く行ってしまったときに起こる)
・遅発性ジスキネジア
・悪性症候群(ドパミン神経の作用が急激に落ちたときに起こる)
副作用でもっとも重要なのがこの悪性症候群です。
これはパーキンソン症状を更に強力にした症状+高熱、意識障害が出てくる物で、とても重篤な副作用として知られています。
でもこれはレボドパを投与されている最中は起こらず、投与を急激にやめてしまったときに起こるらしいので、これを飲んでいる方、またはこれを飲むことになった時には、自分の意志で勝手にやめないよう注意してください。
D2受容体作動薬
レボドパはあくまでもドパミン神経のドパミンを補うためのお薬で、この神経の変性が進行していると十分な効果が得られません。
なので、今度はドパミンの刺激によって動く神経の受容体を、直接刺激してあげる薬になります。
でもレボドパよりも作用が弱いのがちょい難点。
1)麦角アルカロイド誘導体
ブロモクリプチン、ペルゴリド、カベルゴリン
●副作用●
めまい、悪心・嘔吐、低血圧、腹痛、便秘、精神症状(妄想興奮)、肢端紅痛症、悪性症候群
●禁忌●(飲むと重大な副作用が起こる可能性があるため、投与が禁止されている患者)
妊婦→流産する危険があります
2)非麦角アルカロイド誘導体
タリペキソール、プラミペキソール、ロピニロール
●特徴●
プラミペキソールとロピニロールは鬱症状に強い患者さんにも有効。
レボドパでは副作用としてあったジスキネジアが起こりにくい。
現在治療のメインに使われてます。
●副作用●
眠気、悪性症候群
んーと、やっぱり根気が無かった。
文字数は余りまくってる。
まぁまた気が向いたときに、併用薬なんかをまた紹介させて貰います。
気がつけばOSCEもあと四日?に迫ってます。
何すれば良いんだろうね?正直もう直前でも良いんじゃないか。
先生も普通の人間ならOSCEは絶対落ちないって言ってたし。
やっぱり心配なのはCBTだよね。
でも今日はゼルダをやり続けるのである。ちょっとまだ精神が弱ってるのでね。
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HN:
鶫
性別:
非公開
職業:
大学院生&ペーパー薬剤師
趣味:
最近はもっぱらゲーム
自己紹介:
薬学部に通うただのダメ人間。
分厚い小説は一日で読み切るくせに分厚い教科書は一年たっても読めない。
三度の飯より寝ることと遊ぶことが好き。
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