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ちんつうやく

やばい……マジで勉強したくない。
有機化学一気に108問だと?いったい私の集中力のなさを何処まで過小評価してるんだ。

というわけで気分転換がてらすっかりほっぽり出してた解熱鎮痛薬やってきます。

今回もいつも通り全部書くと凄い量になるので、3種類ほどぴっくあっぷ。

●ロキソニンS
そうそう。これ書きたかったんだよね。最近売り始めた第一類医薬品
これはやったら高い熱がでて、病院なんかに行ったときに飲まされるお薬と用量的にはまったく同じ物。
成分はロキソプロフェンという解熱鎮痛成分1種類で、副作用も胃腸障害が少ないのが特徴とはいえ胃潰瘍、十二指腸潰瘍、喘息発作、発疹、むくみなど、いろいろ出てくるお薬です。

でも切れ味は凄まじく、これ飲んで寝とけばとりあえず大抵の熱は下げられ、しかもその熱による関節痛も嘘のようになくなります。高熱でぶっ倒れた人なら一度は飲んだことがあるはず。

じゃあ医療用とドラッグストアに売っている物とどう違うのかというと、それは服用方法が異なるのです。

医療用のロキソニンが定期的な服用であるのに対し、ドラッグストアのは頓服
ただ熱が出たからって何度も飲んで良いわけではなく、

原則1日2回まで。(ただし鎮痛目的で使用している場合再度痛みが出たら3回目もOK)
3~5日以上服用しない。

というのを守ってくれないと、副作用が出たって文句が言えません。
でも用法用量を正しく使ってくれさえすれば本当によく効く薬ですので、是非一家に一箱ストックしておくことをおすすめします( *° ω ° )ノ
医療費もぐっと軽減されるので、節約を心がけている方は是非ご検討してみてください。

●セデス・ハイ
イソピロピルアンチピリンというちょっと珍しい成分を含んだお薬。
これもロキソニンと同じく医療用としても用いられている成分何ですけど……調べてみたらこれ、
そのほかの成分もまんま医療用と同じですね☆
ちなみにその他に含まれている成分はアセトアミノフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェインで、強い痛みにも優れた効果があるお薬だそうな。

でもこれアンチピリンなるものがはいっているので、ピリン疹などのアレルギーを持ってる方には使えません。
またこのアリルイソプロピルアセチル尿素というのは催眠鎮静成分なので、運転など危険が伴う行為は是非やめていただきたい。それにこの催眠作用はお酒を飲むことで作用増強=目覚めぬ眠りとなる可能性があるのでやめてください。

しかし他の薬に比べてとても胃腸障害が起こりにくいなど安全性が高い薬なので、使い勝手はなかなか良いようです。頭痛はもちろん歯痛や腰痛にも効果があるので、痛みが悩みの方は是非お試しあれ。

●ノーシンピュア
なんかこの薬、他の薬に比べてCM多いですよね。
CMでも謳っているように、生理痛、頭痛に効果が高い配合がされていて、その有効成分は
イブプロフェン、アリルイソプロピルアセチル尿素、無水カフェインです。
イブプロフェン自体がそもそも頭痛や生理痛に効果の高い成分なので、脳の興奮を抑えるアリルイソプロピルアセチル尿素でその作用を増強、無水カフェインで眠気を和らげる、と言ったところでしょうか。

CMが完全に女性向けに作られている上、パッケージもピンクいvので男性の方は使えないじゃないかと思われがちですが、緊張方の頭痛であれば男性の方も全然効果があるので、悩んでる方はパッケージの愛らしさに負けず是非手を伸ばしてみてくださいww


んではきょうはここら辺で終了。

ほんっと、もーマジで勉強したくないんですけど、やらないとほんっとやばいんで、CBTの勉強に戻ろうと思います(嫌々)

なんでみんなそんなに勉強好きなの?誰か集中力分けてくれないかなー。








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しんらいかんけい??

今日は久しぶりに薬剤師ネタで行こうかと思います。
というのは、昨日の授業で「マジ?」という話を先生の話で聞いたからです。
昨日書かなかったのは、ふそくかつそーていないの出来事が私を襲ったからでした。
作文調にになっているのも、きっと気のせいだとおもいます。

薬剤師業務の中で重要な仕事の一つが疑義照会

これは先日ちらっと書いたんだけど、調剤薬局に患者さんが持ってきた処方箋を見て、その処方内容に間違いが無いかを見極め、もし間違いがあれば処方箋に書かれた病院に電話をかけて、処方箋を書いた医師に直接疑問を投げかけるという物。

薬剤師は疑問を残したまま薬を出すことはありません。
というか、してはいけないことになってます。
嘘かホントか知らないけど、もし電話をかけて

「あーその先生なら先ほどお帰りになりましたよーw」

という看護師さんの空気読めない返答があっても、その医師の自宅まで電話をかけ、それでも出ない場合は押しかけるそうです。

とにかく出来うる限りのことをして、それでも医師が捕まらなかった場合、薬剤師さんはゼーゼー息を整えながら「後ほど調剤が終わりましたらご連絡しますので、取りに来ていただいてもよろしいでしょうか」となるらしいです。もし患者さんがその薬局の近くに住んでいれば薬剤師さんが届けてくれることもあるとか無いとか。

これを見てわかるように、薬局では処方箋を持った患者さんが来たら、「正当な理由がない限り」調剤を拒否することは出来ないことになっています。この正当な理由というのがなかなかくせ者なんですが、処方された薬がない☆とか疑問があったけど医者がいない♪とかそういうのは正当な理由にならないようです。
薬がなければ取り寄せるし、さっきも書いたように医者がいなければどこまでも追いかけます。

それでも疑問を投げかけるべき医師がちょっと遠すぎる場所に住んでたり、患者自身が旅行中などであまり遅くなられると取りに来れないとかいう場合はあるわけで。
前者の時は次の日まで待つのかもしれませんけど、後者の人の場合には「調剤できません」といってさすがに処方箋を返されてしまうと思います。
とにかく、よっぽどのことがない限り、薬剤師が調剤を断るってことは無いらしい。
真夜中の営業外時間だって、要請があればお店を開けて調剤するとかしないとか。
ただその場合勤務外手当みたいなものが点数加算されるんで、お薬の値段が高くなりますけどね。

で、授業中うちの教室を失笑の渦に巻き込んだエピソードがこちら↓
薬剤師さんが処方箋内容に疑問を持ち、病院に電話をかけて処方医と会話中のヒトコマです。

薬「すみませーん。○○薬局のセバスチャンと申しますけども」
医「あー、はいはい。どうかしましたか?」
薬「実は先ほど□□さんという患者さんが来られまして」
医「はいはい、□□さんね」
薬「この処方内容だとxxと△△の二つの薬が併用注意でして、ひょっとしたら副作用が出るかもしれませんが、どうされますか?」
医「いや、あの患者にはこの処方で前から続けてるんだ。今まで副作用が出たこともないし、これで行くよ」
「えwwでも俺こんな処方内容みたことNE-YO☆」

医「!!???(´・д・`)」
薬「絶対こっちの薬に変えた方がいいって!ね!?先生!」
医「……お前、どこの薬局っつった?」
薬「え?○○薬局ですけど」
医「そこ一歩も動くんじゃねーぞ」
薬「は?( °ω° )」
「今から行くから首洗って待ってろ!![(`皿´#)」

ということがあったらしいww

お医者さんは自信を持って処方箋を書いているのでそれを否定されるとキレるみたいです。
もちろん知らない相互作用や副作用のことを指摘されればあっさり処方内容を変えてくれるみたいですけど、今回みたいに相互作用なんかを承知の上で処方箋を出してる場合はなかなか折れないケースが多いとか。

でもここである程度の信頼関係が出来ていた私の先生の場合はというと・・。
これは私の先生がまだ薬剤師をしていた時のエピソード。
病院前の薬局で、電話するのも馬鹿らしいと先生は疑問が生じるたびにほとんどの処方箋発行元である目の前の病院を訪問。
先生が来るたびに医師が身構えるというほどに信頼関係が成り立っていた時のヒトコマです。


先「すみませーん」
医「ぐっ……また私何かやりましたか」
先「いえいえ、ちょっと質問があって来ただけなんですけどもww」
医「……なんですか?(;-ω-`A)」
先「この患者さんの処方って、もう二週間も同じままっすよねー?」
医「えぇ、まだ効果が現れないので」
「HAHAHA!二週間も効果が出ない薬ダラダラ続けんなって!」
医「でも……」
先「まぁまぁ、こっちの薬に変えてみって☆とりあえず三日処方してみてください」
医「いやでも」
先「いいっすか?三日ですよ?それ以上飲ませないでくださいね」
医「いや、だから」
先「それでもダメだったら先生のお好きにどーぞ」
医「……わかりました(´・ω・`)」

んで、三日経過。
劇的に効果が見られ、患者が回復していく様を見ながら。

先「ねー?言ったとおりっしょー?」
医「あぁ……まぁ、今回はな……」

ということもあったようです。
まぁこれはかなり極端な例だと思いますけどねー。
これほど言われてもなかなか折れないところが医者のすばらしいところだと思います。
ふらふら処方を変える医者ってのも怖いですもんね?

というわけで、今回私が言いたかったのは、薬剤師と医師がある程度の信頼関係を得ていれば、ひょっとしたらもっと効果のある薬に巡り会えるかもってことなんです。

お医者さんのほとんどは薬剤師に比べれば薬を知らないので、小さな病院では特に「この症状にはこの薬」と決めてかかってしまっている医師が多いのだとか。
なので薬のことに対して意見を言えるのは薬剤師の権利であり、その意見を言える場こそ「疑義照会」なのです。

なので患者さんは医師の処方に疑問があったけど言い出せないときや、ずっと薬を続けてて効果が得られず不安な時は、是非薬剤師さんに相談してみてくださいね☆

ひょっとしたら私の先生みたいな薬剤師が病院へ殴り込んで、疑問や不安をあっさり解決してくれるかもしれませんよ?

※たぶん授業を盛り上げるために、話の内容は多少脚色してあると思います。
  いや、ひょっとしたら本当にあったのかも知らんけど。











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おなかが痛い・・・

ふ、腹痛に苦しんで目が覚めたら九時だった…。
畜生大腸菌の奴ら、毎度毎度月の終わりぐらいになると暴れだしやがって。
なんか呪い掛かってるんじゃないですかコノヤロー。

というか、今回はたぶんお昼に食べた肉が原因。
激レアが好きな私としては不本意なことにミディアム強の焼き方になっちゃったので、おそらくそっち方面の大腸菌の侵入が原因ではないともうが、何しろ私のご飯的にはちょっと油っぽ過ぎたのでたぶんそれが原因。
この程度で調子を崩すとは何事かぁ!!
こんなことだから私の食べれない物が増えるんだよー。
ただでさえ魚と豚が基本OUTなのに、牛肉もだめになったら何喰えって言うんですか。ピクルスですか。

まぁそれはそれとして、今日は任天堂の発表会があったので見てきますた(・ω・)ノ

内容的にはそろそろ3DSを買わないといけないかな☆という感じ。
スーパーマリオ3Dランドとかめっちゃやりたいし、ほとんどPSPの奴と内容一緒でしょ?と思ってたモンハン3Gも見ればなにやら知らん生き物が沢山おるwジンオウガとか、ラギアクスとかの亜種がちらりと見えたし、何よりイビルの亜種がどんな凶悪な物体になってるのか大変興味があります☆
まさかのジエンモーラン亜種もいるようで、是非周りの友人を誘って狩りに行きたい!

んが!

それらを発売する頃に始めたら確実にハマる。

CBT詰み

留年決定の五年生へ昇進w


という大・爆・笑!!の流れが見えているので、ゼル伝の新作を含め、たぶんやり始めるのは一月明け。
ゼル伝なんか本体目の前にして2ヶ月も涙流しながら眺めるだけなんだぜ(;ω;)何の拷問だよ。

でも一月から先は天の高みを目指せるぐらいの休暇があるので、それを心の糧に頑張ろうと思う。

そういえば牧場物語とかキンハも新作出るんね。
牧場物語はなーんか手持ちぶさたなときにとっても適してるゲームなので個人的には大好き。
キンハも好きなんだけど、やっぱりゼル伝なんかと比べちゃうと見劣りするかな??

なんで涙の残り三ヶ月間は、私の苦悩など他所に次々に発売していくゲームたちを春休み中にどう消化していくかのプランニングをしながら過ごそうと思います(。・ω・。)>

というわけで、留年決定(笑)して涙を流しながらゲームをするよりも、現場実習決まってあらゆる試験(再試代一教科2000円)から解放された喜びを感じながらゲームをしたいので、今日は薬については無しで!

今からペスとお散歩に行ってきます!!

※ペス(PESS)とは現場実習用に学生がある程度の知識を持っていることを証明するために行われるCBT対策用の学習システムです。

あれ?そういやWiiUの発表が無かったなー?
ちょっと楽しみにしてたんだけど。まだ発売は遠いんですかね??





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喉の痛いあなたへ

今日はちゃんと咳止めの選びかたやってきます。

咳止めの薬の構成成分は、

去痰作用成分のみ or 鎮咳作用+去痰作用成分 or 生薬のみ

という感じ。
生薬ってのは、漢方薬に使われる草花や石や骨や虫のことです。

大抵の咳止め薬は真ん中の鎮咳作用+去痰作用をもった二つの成分を混合した物で、その鎮咳作用薬として主に麻薬や、麻薬に類する作用を持った物が入ってます。若い方々が吸っちゃってるあいつや、凄まじい痛みを抑えてくれるモルヒネと同じ作用を持った物ですね。

といっても、こういう薬に使われているのは家庭麻薬とよばれ、頭がラリっちゃうような量(笑)ではなく、ごくごくうすーくなるように調整された物で、割と量を飲んでもお花畑には巡り会えません。というか、恍惚とした快感を得るとか言われる量って、結構多いのよ。

でもあんまり凄まじい量を飲むとお花畑は見えなくても中毒症状が出ちゃう患者さんがいるので、この家庭麻薬が入ったお薬を買えるのは一人一箱までという制限がかかっているらしい。まるで特売日の卵のような売り方ですね。

では薬を紹介-ってなりたいんですけど、参考にしてるプリント?の量が今回やたら多いので、風邪薬と同様3種類くらいpick Up☆して紹介したいと思います。

ベンザブロック咳止め錠
 
 

咳を止めるための成分として、ジヒドロコデインリン酸塩とノスカピン。ついでにメチルエフェドリン塩酸塩というものが入ってます。

ちなみにジヒドロコデインというのが麻薬。これは体内でモルヒネに代謝され、そのごくごく少量のモルヒネが脳の延髄という呼吸やら心臓の動きやら生命維持に関与している場所に作用して、喉の痛みが抑えられます。ノスカピンは非麻薬性だけど、これと同じ様に作用します。
メチルエフェドリンというのは麻薬ではなく喉に直接作用して、気管支を拡張させ、呼吸を楽にしてくれるとか。

そのほかにブロムヘキシン塩酸塩という痰を除いてくれる物質に、トラネキサム酸という止血薬?が入ってます。

……止血薬?なんで?

と思い解き放つは新☆薬理学テキスト。
これによると、トラネキサム酸は偏頭痛とか?咽喉頭炎?における咽頭痛?や発赤、充血、腫脹などの症状に効くらしい。
要は喉の痛みを抑えるってことデスね。

この薬はモロに家庭麻薬がINvされちゃってるので、副作用に便秘が出てくるのが困りもの。
また気管支喘息をお持ち人や、体内に取り込まれたモルヒネが母乳中に移るため、授乳中の方も使うことが出来ません。

ついでに気管支拡張薬が入っているので、甲状腺機能が障害されてる方や、糖尿病、心臓病、高血圧の人にも症状が悪化するため使えません。気管支拡張薬は喉と同時に心臓も刺激して血液をいっぱい送り出すので、血管に負担がかかってる人はOUTってことみたいです。

咳を抑える作用がとても強いし眠くもならないので、仕事がある人や喉が枯れるような方にはおすすめ。

子供パブロン咳止め液

名前の通り、お子さんのためのお薬です。
子供はとにかく薬と名のつく物が嫌いで暴れる上、体重がころころ変わるので、どんな薬でも量を調節しやすい液剤がおすすめ。
子供じゃなくてもとっても飲みやすいので、もう何も飲み込めないほど喉が痛いって人にも錠剤よりはずっと楽に飲んで貰えると思います。

入っている薬は上にも出てきたジヒドロコデインとメチルエフェドリン。なのでやはり上と同様の注意事項がぺたりと貼り付けられています。

そのほかに痰を除くブロムヘキシン塩酸塩。カルビノキサミンマレイ酸というちょっとかわいい名前の抗ヒスタミン薬が入っていて、眠くなっちゃうのが特徴です。
子供は寝かせておけば治りも早いので、副作用とは呼べませんね。

ただこの薬で最も注意すべきなのは卵アレルギーは使っちゃダメってことなのよ。

この薬に入ってるリゾチームという菌を駆除する薬が卵から精製されているので、アレルギーを持ってる人にはかなり危険な症状が現れてしまいます。最悪死ぬこともあるんで、ほんと注意してください。

この薬は1歳のお子様から使えるんで、もし風邪を引いちゃったら、これを飲ませてみてくださいね。
お子様にも好評のストロベリー味vだそうなので、おいしく飲んでいただけるかと。


エスエスブロン液L
この薬の特徴は、麻薬が入ってないこと
なので便秘も起こさないし、授乳中の方でも使用できます。たぶん!自信はないので使うときは添付文書よく読んでくださいね。

麻薬の代わりに入ってるのが、非麻薬性のデキストロメトルファンというもの。作用は麻薬と同じです。
また去痰成分としてグアイフェネシンというものが、そして抗ヒスタミン成分としてクロルフェニラミンが入ってます。そして眠くなるかと思いきや、無水カフェインが入ってるのでその心配もナッシィング。

ただ上の二つに比べてもわかるように入ってる薬が極端に少なく、作用も若干上二つには劣ります。
軽い喉の痛みに対しては有効なので、風邪の引きはじめに良いかもしれません。


今日はこんなところかなー。

というか、生活がまるっとずれてて、正直いま限界なんだよね!?
なので文章もちょっと投げやり。(´・ω・`)ノ三□


隣で柔らかいふかふかお布団が川辺で人を引きずり込むカッパのごとき邪悪さを纏って私を誘惑してる。
でも今は寝ちゃダメなんだ!絶対、絶対9時までは起きてないと!

だってゲームキューブが届くんだもん!!!( ; ω ; )

絶対今日中に受け取らないと!!
勉強とかならさっさとあきらめて睡魔に呼ばれるけど、ゲームが関わってちゃあ負けんよ!!





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カッチャッタ♪カッチャッタ♪


ゲームキューブをカッチャッタ♪

…………

いや!でもまだ風のタクト買ってないから!!ハードだけ!ハードだけしか買ってないよ!?
なんか楽天見てたらたまたま目についちゃったから!そういうことってあるよね!?
それにソフトのないハードなんてただの箱だsorz

んで、今日は何をかこーかな、と思ったんだけど、正直授業のSGDで頭がいっぱいなので端から見れば何を書いてるかわからんことについて覚え書き程度にまとめておくだけにします。

スモールグループディスカッション(SGD)とはある課題について少人数で話し合って答えを導き出すという物。んで、今回我々に下された課題は処方箋内容より患者の病名を特定し、薬の処方箋に重大な間違いが無いかを見つけ出すというものです。

で、以下処方箋内容↓

患者は54歳男性。最初処方処方された薬は全部で11種類。

1)ケイツーカプセル5mg
  これはビタミンK製剤で、骨粗鬆症の頭痛改善に主に使われる薬。

2)カナマイシンカプセル250mg
  
  抗菌薬。

3)ラシックス錠40mg
  ループ利尿薬

4)アルダクトンA錠50mg
  K保持性利尿薬

5)ホクナリンテープ2mg
 ツロブテロール(β2刺激薬、気管支喘息発作予防)

6)ユニフィルLA錠200mg
  テオフィリン製剤(気管支拡張薬)

7)パリエット錠10mg
  ラベプラゾール(プロトンポンプ阻害剤、胃酸分泌抑制)

8)レンドルミン錠0.25mg
  ブロチゾラム(不眠症治療薬)

9)セルテクト錠30
  オキサトミド(H1受容体拮抗薬第二世代、蕁麻疹治療)

10)リンデロン-VGクリーム0.12% 10g
   ベタメタゾン(蕁麻疹、湿疹、皮膚炎治療薬)

11)アミノレバンEN
   慢性肝障害時の脳症改善

んで、併科・併用薬無し。副作用歴無し。アレルギー無し。飲酒の習慣・喫煙無し。
しばらくこの薬で行った結果、便秘が強いという訴えがあり、新たに

12)モニラック・シロップ(65%)
   ラクツロース(肝疾患治療薬)

が処方されているようです。


まぁざっと見た限り、疑うべき病態は肝不全と喘息かなぁ?というのは何となくわかる。
これだけ肝臓機能の低下に対する薬が出てれば、もう肝硬変で間違いはないだろう。

そこで肝硬変の病態を紐解いてみると、特筆すべきは肝性脳症を起こすこと
肝臓で処理されるべきアンモニアが処理できず、脳に行って意識障害を起こすという物。
その症状は初期では睡眠リズムが狂ったり、人格や行動が微妙に変化することがある模様。

その予防&治療に用いられているのが、ぱっと見8)と11)それに12)だけなんですが、
2)のカナマイシンは腸内細菌のアンモニア産生の抑制を目的として使用されている様なので、これも肝硬変に対する薬。またカナマイシンは副作用としてビタミンKが低下してくるため、その補充として1)のケイツーカプセルが処方されているようです。8)のレンドルミンは生活リズムを崩さないために処方されているようです。

肝臓は体に入ってきた微生物を処理する免疫細胞が沢山存在するため、これが機能しなくなって炎症を起こしたりすることもあるようなので、その要望にもカナマイシンは答えているようですね。

肝硬変の症状として二つ目に上げるべきものとしては腹水が溜まること
血管は心臓から肝臓を通り再び心臓に戻るので、その途中の肝臓がダメになると前段階の血管では水が蓄えきれず、外にあふれ出してきます。その改善として、3)4)の利尿薬が出されたようですね。

肝硬変の症状の三つ目として、消化管が傷害されること
消化管と脾臓から血流を集める門脈というのが肝臓には通ってるんだけど、これが上記のような理由で圧迫され、いろんな場所にその圧力を逃がそうとしてたくさんの別経路を作っちゃいます。これらが静脈瘤なるものを作ってしまうわけですね。

んで、こんな状態なってつくられちゃった多くの新しい血管は、大抵が消化管に露出している状態になってしまうようで、簡単に傷つけられて消化管が出血しやすい状態になっている模様。
なので1)のケイツーカプセルは止血作用を持ち合わせるので、その効果も期待。 7)のパリエット錠は胃酸分泌を抑制することで不用意に露出した血管を刺激するのを抑制。 

あと一見よくわからないかゆみ対策の9)10)は薬剤の副作用として出てくる蕁麻疹に対する対症療法のようです。

んー。それで困ったのが5)のツロブテロールと6)のテオフィリン。こいつらは私の考え的に絶対肝硬変とは何の関係もない…と思う。
つまり喘息説を主張したのですけど、「喘息はアレルギーだ!」と主張する一派が現れ困惑中。
小児喘息(アトピー性)は間違いなくアレルギー性なんですけど、成人喘息のほとんどはIgE抗体の関与しない非アレルギー性のもののはず。非アレルギー性ってことはアレルギーじゃないわけで、つまりアレルギー無しという患者の主張に矛盾は無い・・よね?

友人からこれはひょっとして食道静脈瘤に対する対策なのでは?との意見もあって、「あー」とも思ったんですが、医学部の人に訊いたら「その発想にびっくり」だそうです。静脈瘤は取り除くか、初期の段階で薬を使うにしても血管に作用するβ遮断薬が主な処方になるとかならないとか。うーむ……。

一応ググってみたんですが、やっぱり静脈瘤に対して気管支拡張薬を投与するということは無い模様。
なのでやっぱりこれは喘息なんだろう!?ええ違うんか!?といのがやっぱり私の主張です。


まぁこんな感じで、病態についても揉めてるんですけど、この処方内容の問題点でも個人的に揉めてます。
完全にスタァアァァァップ!なのがラシックス(ループ利尿薬)。
お前はダメだ。肝性昏睡の人に禁忌です。まぁこの人は昏睡まで行ってないけど。でもそのほかにもカナマイシンと相互作用を起こすので除外。

代わりに何の利尿薬いれるー?ってなるんですけど、「とりあえずチアジド系はだめだよねー」ってなっちゃって、私もその時は同意。でもよく見てみたらチアジド系の禁忌項目で肝障害ってのはないんですよねー
カナマイシンとの折り合いもよさげなので、一応副作用で肝障害のないフルイトランあたりで手を打ちたい。つかこれ肝性浮腫に適応あるし。

んー、とりあえず明日はこんな意見で戦ってみる。

たぶん医学知らない人がこれ見てもよくわからないだろうなー。
すみません……。あした(今日)は鎮咳薬の選び方を書くつもりです。

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大学院生&ペーパー薬剤師
趣味:
最近はもっぱらゲーム
自己紹介:
薬学部に通うただのダメ人間。
分厚い小説は一日で読み切るくせに分厚い教科書は一年たっても読めない。
三度の飯より寝ることと遊ぶことが好き。

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