まったり薬剤師道中
薬剤師にジョブチェンジ。今更知った薬の知識をぶつぶつ公開
ししゃやくpart2
うい、|ω` )ってことで、今日は止瀉薬の続きやっていきます。
今日は市販の止瀉薬(下痢止め)に入っている成分を見ていきたいと思ってます。
まずは殺菌成分。
言わずもがな下痢を起こしてる人は傷んだ物を食べた時や、もしくは腸内細菌のバランスが崩れている時が多いので、体に有害な連中を一掃するための成分です。
これに分類されるのがアクリノール、ベルベリン塩化物、クレオソートというもの。
どれも聞き慣れない物質ですけど、とくにこのクレオソートって奴はきっつい臭いでおなじみの正露丸に入ってます。ちなみに臭いの原因はこいつです。
特に重大な副作用なんかは見られないみたいですけど、この殺菌成分というのは体に悪い菌もろとも良い菌も淘汰してしまうので、これが入ってる薬は飲み過ぎには注意。腸内細菌はいないと消化が上手くできずに逆に体調が悪くなってしまうことがあります。
次に収斂成分…といっても、私が収斂って何?って感じなので、たすけてー辞書えもーん!
なんとなぁーく引き締めるんだろうな、ってイメージなんだが、詳しい意味を知らない。
よく化粧水とかで見かけるようね。収斂化粧水って……
…………(・ェ・o)
以下、yahoo辞書より引用。
しゅう‐れん〔シウ‐〕【収×斂】
名](スル)
1 縮むこと。引き締まること。また、縮めること。収縮。「血管を―させる」
2 一つにまとまること。また、まとめること。集約。「意見が―される」
3 租税などを取り立てること。
4 生物学で、系統の異なる生物どうしが、近似した形質をもつ方向へと進化する現象。相近。
5 「収束23」の旧称。
……まんまかい!!
なんかなんか、私が知りたいのはそういうことじゃなかった!!
というわけで、結局新☆薬理学テキストに頼ってみたところ、この収斂作用によって粘膜の感受性が低下し、過剰に運動している腸の動きを抑える、ということらしいです。
腸が過剰に運動していると凄まじい痛みが出るので、腹痛がやばい(涙)という人は次硝酸ビスマス、次没食子酸ビスマス、タンニン酸ベルベリン、タンニン酸アルブミンのどれかが入ってる薬を試してみてください。
ちなみにこやつらは牛乳アレルギーの人は使っちゃダメです。元々牛乳に含まれているカゼインという成分から作られている物なので、牛乳を飲んだのと同じようにアレルギーが出てきます。
次からは三つの成分を一気に紹介。
まず吸着成分。
ケイ酸アルミニウム(カオリン)がこれに分類されていて、下痢を引き起こしている原因物質をぴたっと吸着した上、腸管粘膜を保護してくれます。
次に被覆成分。
これには沈降炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、リン酸カルシウムが該当。
酸の働きを抑え、ついでに下痢の原因物質を吸着して取り除いてくれる成分です。
さらに生薬成分。
生薬はそもそも止瀉作用を持つものが使われていて、オウバク、オウレン、センブリが入っているようです。
んで最後にちゃんと説明したいのが腸管運動抑制成分。
何度も書いているように、腹痛を伴う下痢というのは大抵が腸管運動が亢進しているときに出てくる症状です。なので、腸管運動を抑えてやれば少なくとも痛みは取れるはず。
その作用を持った成分の一つにロートエキスという成分が入っています。
胃腸薬のお薬に入っている成分の一つでもあるんですけど、胃腸薬の時には鎮痛鎮痙を目的に使っていました。とにかく、以上に興奮しちゃってる場所をなだめる作用があるんですね。
今回も実際は同じようにの過剰な運動を抑制するために入ってます。
んで、問題はこの成分が入ってると使っちゃいかん人が多いということ。
緑内障、心疾患、胃潰瘍大腸炎、麻痺性イレウス、排尿困難、妊婦の方は使えません!!
病気は症状が悪化するので注意してください
それともう一つロペラミド塩酸塩という成分。
これは偽膜性大腸炎、15歳未満の子供?、妊婦には使えませんので要注意。
さらに、上で紹介したタンニン酸アルブミンと相互作用起こしたりします。
なのでこの成分が入ったお薬を飲む場合は、他の止瀉薬を飲まないようにしてくださいね。
今日は珍しくお勉強したい日和なのでここまで。
次はこれらの成分が入ったお薬紹介していきまーす☆
今日は市販の止瀉薬(下痢止め)に入っている成分を見ていきたいと思ってます。
まずは殺菌成分。
言わずもがな下痢を起こしてる人は傷んだ物を食べた時や、もしくは腸内細菌のバランスが崩れている時が多いので、体に有害な連中を一掃するための成分です。
これに分類されるのがアクリノール、ベルベリン塩化物、クレオソートというもの。
どれも聞き慣れない物質ですけど、とくにこのクレオソートって奴はきっつい臭いでおなじみの正露丸に入ってます。ちなみに臭いの原因はこいつです。
特に重大な副作用なんかは見られないみたいですけど、この殺菌成分というのは体に悪い菌もろとも良い菌も淘汰してしまうので、これが入ってる薬は飲み過ぎには注意。腸内細菌はいないと消化が上手くできずに逆に体調が悪くなってしまうことがあります。
次に収斂成分…といっても、私が収斂って何?って感じなので、たすけてー辞書えもーん!
なんとなぁーく引き締めるんだろうな、ってイメージなんだが、詳しい意味を知らない。
よく化粧水とかで見かけるようね。収斂化粧水って……
…………(・ェ・o)
以下、yahoo辞書より引用。
しゅう‐れん〔シウ‐〕【収×斂】
名](スル)
1 縮むこと。引き締まること。また、縮めること。収縮。「血管を―させる」
2 一つにまとまること。また、まとめること。集約。「意見が―される」
3 租税などを取り立てること。
4 生物学で、系統の異なる生物どうしが、近似した形質をもつ方向へと進化する現象。相近。
5 「収束23」の旧称。
……まんまかい!!
なんかなんか、私が知りたいのはそういうことじゃなかった!!
というわけで、結局新☆薬理学テキストに頼ってみたところ、この収斂作用によって粘膜の感受性が低下し、過剰に運動している腸の動きを抑える、ということらしいです。
腸が過剰に運動していると凄まじい痛みが出るので、腹痛がやばい(涙)という人は次硝酸ビスマス、次没食子酸ビスマス、タンニン酸ベルベリン、タンニン酸アルブミンのどれかが入ってる薬を試してみてください。
ちなみにこやつらは牛乳アレルギーの人は使っちゃダメです。元々牛乳に含まれているカゼインという成分から作られている物なので、牛乳を飲んだのと同じようにアレルギーが出てきます。
次からは三つの成分を一気に紹介。
まず吸着成分。
ケイ酸アルミニウム(カオリン)がこれに分類されていて、下痢を引き起こしている原因物質をぴたっと吸着した上、腸管粘膜を保護してくれます。
次に被覆成分。
これには沈降炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、リン酸カルシウムが該当。
酸の働きを抑え、ついでに下痢の原因物質を吸着して取り除いてくれる成分です。
さらに生薬成分。
生薬はそもそも止瀉作用を持つものが使われていて、オウバク、オウレン、センブリが入っているようです。
んで最後にちゃんと説明したいのが腸管運動抑制成分。
何度も書いているように、腹痛を伴う下痢というのは大抵が腸管運動が亢進しているときに出てくる症状です。なので、腸管運動を抑えてやれば少なくとも痛みは取れるはず。
その作用を持った成分の一つにロートエキスという成分が入っています。
胃腸薬のお薬に入っている成分の一つでもあるんですけど、胃腸薬の時には鎮痛鎮痙を目的に使っていました。とにかく、以上に興奮しちゃってる場所をなだめる作用があるんですね。
今回も実際は同じようにの過剰な運動を抑制するために入ってます。
んで、問題はこの成分が入ってると使っちゃいかん人が多いということ。
緑内障、心疾患、胃潰瘍大腸炎、麻痺性イレウス、排尿困難、妊婦の方は使えません!!
病気は症状が悪化するので注意してください
それともう一つロペラミド塩酸塩という成分。
これは偽膜性大腸炎、15歳未満の子供?、妊婦には使えませんので要注意。
さらに、上で紹介したタンニン酸アルブミンと相互作用起こしたりします。
なのでこの成分が入ったお薬を飲む場合は、他の止瀉薬を飲まないようにしてくださいね。
今日は珍しくお勉強したい日和なのでここまで。
次はこれらの成分が入ったお薬紹介していきまーす☆
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ししゃやく
死者薬とマイクロソフトなら誤変換してくれそうだけどATOKなので止瀉薬とちゃんと訳してくれる。
便秘薬先にやろうと思ったけど、まずは下痢止めのご紹介からー。
でも今日は長くなりそうなので、下痢のメカニズム?とか種類とかのご紹介をします。
下痢は一度でもなったことある人ならわかると思うけど、通常の便と違ってめっちゃ水分が多い状態の総称。
んで、その水分量でそれぞれ名前がついちゃってます。
まず通常の健康な便は水分量が70~80%の時。
80%以上で軟便から無形軟便。
85%以上で泥状便。
90%を超えると水様便と呼ばれるらしい。
ちなみにプリント通りに書くとここから消化管で物を消化するに当たりどれだけの水分が使われてるか書いてあって、消化液中に分泌される消化液は一日あたり唾液1L(マジか)、胃液2L、胆汁1L(逆にすくな!)、膵液2L(膵臓働き過ぎじゃね?)小腸液2L(ぇ)で、合計8Lが一日あたり出てるらしい。
で、こんなもん全部排出しちゃってたら便はほぼ水。しかも人が一日に取る水の量ってだいたい2Lなので、完全に干涸らびる。なので消化管は消化のために出した8L水をほぼ吸収しにかかります。
吸収した結果、便に含まれる水分量は最終的に150~200mL程度になってるとか。
つまり下痢の主な要因としては、この水の再吸収が上手くいってない。or消化液が多くなったor腸の動きが速くなった場合に起こるらしいっすヾ(。・ω・。)
この三つの原因で、それぞれ症状や原因が異なるようなので、下痢っぽい人はまず自分の下痢が体にどんな影響を与えているかチェック。
<水の再吸収が下手>
牛乳を飲んでお腹がごろごろする。
飯食い過ぎた。酒飲みすぎた。
食べたものが腐ってた。
<消化液が多い>
食あたり、水あたり。
慢性的に下痢。
食べ物アレルギーがある。
生理来ます。
<腸の動きの高速化>
不安&緊張&ストレス。
下腹部がめっちゃ痛くなる。
腐った物食べた。
飯食い過ぎた、酒飲みすぎた。
生理くるお。
腸内細菌大戦争。
過敏性腸症候群(時折痛くなる人はこれ)
胃切除症候群(がんになって切除した人は病院へ)
炎症おきてるっぽい(病院へGO)
もう説明がぐだぐだすぎて全然わかりませんが、何となくこれっぽいってものはあったんじゃないでしょうか。とくに腸の動きの高速化を促す不安や緊張、ストレスの人は多いはず。
それと見て貰えばわかるんですけど、水分の再吸収が上手く行ってない人は暴飲暴食や腐った物を食べてないのであれば体質が大きく関与している状態です。
簡単に言うと、牛乳に 入ってる糖分を分解する酵素が元々人より少なくて、それが腸から吸収されずに残っちゃうために、腸はそれを上手く消化しようとして過剰に消化液を出しちゃうのです。
牛乳に入ってる糖のことをラクトースというんですけど、最近はメグミルクからこれが少ない牛乳なんかも発売されてますよね。本当に分解酵素が無い人はそれでもダメみたいですけど。
こういう体質的な物は薬でどうにか出来る物ではないし、ひょっとしたらそれが体の状態を良好に保つ上で必要になっているのかもしれないので、無理に治すことはできません。
なので出来るだけ牛乳を飲むのを避けるとか、飲む場合もちょっと暖めるなどの工夫をしてみてくださいね。
明日はこの分類を元に薬をいくつか紹介していきたいと思います。
そういえば今日初めてゼル伝のCMみたぁぁ(✿ฺ´∀`✿ฺ)
もうやばいなにあれ!?超やりたくなるんですけど!!
なんかこう、好奇心の対象見つけてその先が知りたくて知りたくてソワソワする感じ!
これ無理だ。23日来たら絶対やっちゃうもん。
でもCBTは最近出来た国家組織だと太鼓判押されたしね。
どうせいコミュニケーションうんたらかんたらってやつだろう??
国家間のいろんな問題をどうにかするそしきなんでしょう??
……orz
便秘薬先にやろうと思ったけど、まずは下痢止めのご紹介からー。
でも今日は長くなりそうなので、下痢のメカニズム?とか種類とかのご紹介をします。
下痢は一度でもなったことある人ならわかると思うけど、通常の便と違ってめっちゃ水分が多い状態の総称。
んで、その水分量でそれぞれ名前がついちゃってます。
まず通常の健康な便は水分量が70~80%の時。
80%以上で軟便から無形軟便。
85%以上で泥状便。
90%を超えると水様便と呼ばれるらしい。
ちなみにプリント通りに書くとここから消化管で物を消化するに当たりどれだけの水分が使われてるか書いてあって、消化液中に分泌される消化液は一日あたり唾液1L(マジか)、胃液2L、胆汁1L(逆にすくな!)、膵液2L(膵臓働き過ぎじゃね?)小腸液2L(ぇ)で、合計8Lが一日あたり出てるらしい。
で、こんなもん全部排出しちゃってたら便はほぼ水。しかも人が一日に取る水の量ってだいたい2Lなので、完全に干涸らびる。なので消化管は消化のために出した8L水をほぼ吸収しにかかります。
吸収した結果、便に含まれる水分量は最終的に150~200mL程度になってるとか。
つまり下痢の主な要因としては、この水の再吸収が上手くいってない。or消化液が多くなったor腸の動きが速くなった場合に起こるらしいっすヾ(。・ω・。)
この三つの原因で、それぞれ症状や原因が異なるようなので、下痢っぽい人はまず自分の下痢が体にどんな影響を与えているかチェック。
<水の再吸収が下手>
牛乳を飲んでお腹がごろごろする。
飯食い過ぎた。酒飲みすぎた。
食べたものが腐ってた。
<消化液が多い>
食あたり、水あたり。
慢性的に下痢。
食べ物アレルギーがある。
生理来ます。
<腸の動きの高速化>
不安&緊張&ストレス。
下腹部がめっちゃ痛くなる。
腐った物食べた。
飯食い過ぎた、酒飲みすぎた。
生理くるお。
腸内細菌大戦争。
過敏性腸症候群(時折痛くなる人はこれ)
胃切除症候群(がんになって切除した人は病院へ)
炎症おきてるっぽい(病院へGO)
もう説明がぐだぐだすぎて全然わかりませんが、何となくこれっぽいってものはあったんじゃないでしょうか。とくに腸の動きの高速化を促す不安や緊張、ストレスの人は多いはず。
それと見て貰えばわかるんですけど、水分の再吸収が上手く行ってない人は暴飲暴食や腐った物を食べてないのであれば体質が大きく関与している状態です。
簡単に言うと、牛乳に 入ってる糖分を分解する酵素が元々人より少なくて、それが腸から吸収されずに残っちゃうために、腸はそれを上手く消化しようとして過剰に消化液を出しちゃうのです。
牛乳に入ってる糖のことをラクトースというんですけど、最近はメグミルクからこれが少ない牛乳なんかも発売されてますよね。本当に分解酵素が無い人はそれでもダメみたいですけど。
こういう体質的な物は薬でどうにか出来る物ではないし、ひょっとしたらそれが体の状態を良好に保つ上で必要になっているのかもしれないので、無理に治すことはできません。
なので出来るだけ牛乳を飲むのを避けるとか、飲む場合もちょっと暖めるなどの工夫をしてみてくださいね。
明日はこの分類を元に薬をいくつか紹介していきたいと思います。
そういえば今日初めてゼル伝のCMみたぁぁ(✿ฺ´∀`✿ฺ)
もうやばいなにあれ!?超やりたくなるんですけど!!
なんかこう、好奇心の対象見つけてその先が知りたくて知りたくてソワソワする感じ!
これ無理だ。23日来たら絶対やっちゃうもん。
でもCBTは最近出来た国家組織だと太鼓判押されたしね。
どうせいコミュニケーションうんたらかんたらってやつだろう??
国家間のいろんな問題をどうにかするそしきなんでしょう??
……orz
スリープ
えーっと、気がつけば真夜中三時。
……あれー?
えっと、確か昨日(水曜日)飲み会で、十一時に帰ってきて、そのままお風呂に入って十二時には寝たはず。
んで、起きたのが午後四時。
……おんやー?
それから本を読み始めて、読んでる間に力尽きて、力尽きる前に確認した時間が午後六時前。
んでんで、起きたのがじゅうい・・ちじ??
ちなみに二時には本読み終わってたから、文庫本一冊読むのに四時間かかってんのか。
いや、そんなことはどうでもいいとして、私今日の活動時間おかしくなーい?
もちろんこれから明日の夕方までは起きっぱなしだけど、休日が安息日過ぎる。
よくこんなに寝れるよねーなんてよく言われますけど、自分自身だってびっくりだわ。
夢の世界が楽しすぎるのがいけないんだよねー(´・ω・)(・ω・`)"
今日も小説読みながら眠ったせいかかなーり濃い口の夢見たし。
ちなみに私は主に猫で、いろんな人の意識を渡り歩きながらご主人様のちょっとブラックなお仕事を手伝ってました。最後は変な罠に掛かって虫っぽい女に人に殺されちゃったけど。
ご主人様に貰った牛乳が美味でありました。子供たちが飲んだ余り物でしたけどね。あれは名のある牧場からそれなりのお値段で買い取った物に違いない。
今から勉強しようと思ってはいるんですけど、まずは実習の日誌書かねば。
明日(いいえ、今日です)の実習は液剤の計量調剤です。
……(´・ω・`) (実習書確認中)
また計算あるのかぁ。
計算がホント苦手。
いちいち書かなきゃ出来ないし、書いたら書いたで今度はケアレスミスするし。
私の右手解剖したら絶対ちっこい脳が入ってると思うんだけどな。
誰か調べてみてくん無いかな。
……あれー?
えっと、確か昨日(水曜日)飲み会で、十一時に帰ってきて、そのままお風呂に入って十二時には寝たはず。
んで、起きたのが午後四時。
……おんやー?
それから本を読み始めて、読んでる間に力尽きて、力尽きる前に確認した時間が午後六時前。
んでんで、起きたのがじゅうい・・ちじ??
ちなみに二時には本読み終わってたから、文庫本一冊読むのに四時間かかってんのか。
いや、そんなことはどうでもいいとして、私今日の活動時間おかしくなーい?
もちろんこれから明日の夕方までは起きっぱなしだけど、休日が安息日過ぎる。
よくこんなに寝れるよねーなんてよく言われますけど、自分自身だってびっくりだわ。
夢の世界が楽しすぎるのがいけないんだよねー(´・ω・)(・ω・`)"
今日も小説読みながら眠ったせいかかなーり濃い口の夢見たし。
ちなみに私は主に猫で、いろんな人の意識を渡り歩きながらご主人様のちょっとブラックなお仕事を手伝ってました。最後は変な罠に掛かって虫っぽい女に人に殺されちゃったけど。
ご主人様に貰った牛乳が美味でありました。子供たちが飲んだ余り物でしたけどね。あれは名のある牧場からそれなりのお値段で買い取った物に違いない。
今から勉強しようと思ってはいるんですけど、まずは実習の日誌書かねば。
明日(いいえ、今日です)の実習は液剤の計量調剤です。
……(´・ω・`) (実習書確認中)
また計算あるのかぁ。
計算がホント苦手。
いちいち書かなきゃ出来ないし、書いたら書いたで今度はケアレスミスするし。
私の右手解剖したら絶対ちっこい脳が入ってると思うんだけどな。
誰か調べてみてくん無いかな。
かぜぐすりのゆーこーせいぶんpart3
三日に渡ってお届けしている風邪薬の有効成分もついに佳境となってまいりました(´∇`*o)
早く終わりにして便秘薬書キタヒ……
そういえば今回の実習、レポートが無い代わりに予習課題という三行程度の文章の穴埋めがあるんですけど、みんなネットで検索して穴埋めしてくるんですよねー。かくいう私もまたその一派。
そもそもネットで検索しないとわからない問題が多いんでそれは別にかまわないと思うんですけど、問題はサイトの信用度ですよねー。マクロゴール3000がマクロゴール300になってたり。
……マクロゴール300ってあるのかな??
まぁそこは知識が米粒しかないので知らんけども、明らかに間違えているサイトも数知れず。
このブログみたいにねwwwズーン……orz
自信持って内容かける人って凄いと思うわぁ。マジ尊敬するし。
私もいつまで薬学生とか曖昧な衣を纏っていい加減なこと書いてられるんだろう。
とりあえず薬剤師になったら終わりかぁ??
まぁそんな来るか来ないかの未来はいざ知らず、
今回も咳と痰を鎮める怪しい情報をお届けして参りまっす○(・ω・o)(o・ω・)o”
<鎮咳成分>
鎮咳でわかるよね?咳どめの成分です。
これは前書いたんですけど、麻薬性と非麻薬性の二種類があります。
麻薬といっても病院などでは完全な麻薬の鎮咳薬が使われることもあるかもしれませんが、ドラッグストアに売ってる物の成分は全部家庭麻薬というもので、麻薬の成分がとても低く抑えられたものです。
そのため多少大量に飲んでも特に影響は無いんですけど、喉の痛みが治らないからと習慣的に飲んじゃってる人は依存性が出てくるかもしれないので要注意。
「別に喉は痛くないんだけど、なーんか飲まないと落ち着かなぁい」とか言う人は、ひょっとしたら依存性が出てしまってるのかもしれないので薬剤師さんに相談してみてください。そんなたいした依存じゃないはずなので、気づけばすぐにやめられると思います。
ドラッグストアに売られている薬に入ってる鎮咳成分で麻薬性のものはジヒドロコデインというもの。
これは延髄という脳に近い場所にある咳を制御している場所に作用して、咳を抑えてくれるというものです。
このジヒドロコデインというのは体内 でモルヒネに変換されるので、副作用としてはモルヒネと同じ物が出てきます。すなわち、便秘。便秘がちの人は非麻薬性の物を使うのが得策かもしれませんね。
またこの麻薬性の鎮咳成分は気管支喘息の発作を誘発する可能性があるので要注意。
またモルヒネは乳汁に移行しやすいので、授乳中の人は飲まないようにしてください。
んで、次に非麻薬性の成分。
これにはデキストロメトルファン、チペピジン、ノスカピンがあります。
非麻薬性と言いつつも、作用の仕方は麻薬性の物と全く同じ。
でも麻薬じゃないので、薬物依存も鎮痛作用も呼吸抑制も起こしません。
モルヒネになることもないので、便秘になることもありません。
チペピジンは痰を除去する作用を持ってるので痰が酷い人にはこの成分が入ったお薬がお勧めです。
咳を抑える成分は上の二つが主なんですが、実はもう一つ作用が全然違う気管支を直接拡張させる作用を持った成分があって、それがdl-メチルエフェドリンというもの。
でもこの薬は甲状腺機能障害を起こしている人や、糖尿病の人、心臓病や高血圧の方が使うと症状が悪化するので注意してください。
<去痰成分>
去痰成分にはアンブロキソール、ブロムヘキシン、グアヤコールスルホン酸カリウムという物があります。
ここで特に書いておきたいのはアンブロキソール。これは痰をするっwwと出す物で、この成分が含まれている物は容赦なく第一類に分類されます。
それに対してブロムヘキシンは痰をサラサラにするだけなので、しつこく絡む人にはアンブロキソールが入った風邪薬が良いかもしれません。
とまぁ今日はここら辺で。
次薬書くときは便秘薬だと予告しときます。
そういえばそういえばーバチカン奇跡調査官読んじゃったー(●´ω`●)
いやぁ私ミステリーあんまり読まないんですけど、これはおもしろかったww
謎解きも薬知ってるせいか「あーなるなる」って感じでするする読めたし、結構内容も濃いめ。
ちょっとグロイかなーとも思ったけどネズミを何匹も仕留めてきた私に怖い物など無い!
それに平賀さんが素敵すぎるヽ(*´∀`)ノ
顔よし、性格良しの人は小説漫画に数いれど、天才スキルがついただけでこうも私のツボを刺激してくるあたり、私ってホント馬鹿なんだなぁ☆と自覚。人は無いものを相手に求めるって言いますもんね。
良いよねぇ天才の人って。私は未だにお目に掛かったことがないけれど、一度天才と呼ばれる方と話をしてみたいもんだ。
天才の定義ってのもいろいろあるだろうけど、私的天才は頭の回転がずば抜けて速いとか、あらゆる物事を包括的に眺めることが出来るとか、あと何よりも努力出来て自分が見据えた方向に突っ走っていける人でしょうか。記憶力とか知識量とかもありますけど、正直そこら辺は二の次。
突っ走ってる方向が科学系だとなお良し。
え?CBT?何それ?新しい組織?
(これだからダメなんだよ)
そういえば今回の実習、レポートが無い代わりに予習課題という三行程度の文章の穴埋めがあるんですけど、みんなネットで検索して穴埋めしてくるんですよねー。かくいう私もまたその一派。
そもそもネットで検索しないとわからない問題が多いんでそれは別にかまわないと思うんですけど、問題はサイトの信用度ですよねー。マクロゴール3000がマクロゴール300になってたり。
……マクロゴール300ってあるのかな??
まぁそこは知識が米粒しかないので知らんけども、明らかに間違えているサイトも数知れず。
このブログみたいにねwwwズーン……orz
自信持って内容かける人って凄いと思うわぁ。マジ尊敬するし。
私もいつまで薬学生とか曖昧な衣を纏っていい加減なこと書いてられるんだろう。
とりあえず薬剤師になったら終わりかぁ??
まぁそんな来るか来ないかの未来はいざ知らず、
今回も咳と痰を鎮める怪しい情報をお届けして参りまっす○(・ω・o)(o・ω・)o”
<鎮咳成分>
鎮咳でわかるよね?咳どめの成分です。
これは前書いたんですけど、麻薬性と非麻薬性の二種類があります。
麻薬といっても病院などでは完全な麻薬の鎮咳薬が使われることもあるかもしれませんが、ドラッグストアに売ってる物の成分は全部家庭麻薬というもので、麻薬の成分がとても低く抑えられたものです。
そのため多少大量に飲んでも特に影響は無いんですけど、喉の痛みが治らないからと習慣的に飲んじゃってる人は依存性が出てくるかもしれないので要注意。
「別に喉は痛くないんだけど、なーんか飲まないと落ち着かなぁい」とか言う人は、ひょっとしたら依存性が出てしまってるのかもしれないので薬剤師さんに相談してみてください。そんなたいした依存じゃないはずなので、気づけばすぐにやめられると思います。
ドラッグストアに売られている薬に入ってる鎮咳成分で麻薬性のものはジヒドロコデインというもの。
これは延髄という脳に近い場所にある咳を制御している場所に作用して、咳を抑えてくれるというものです。
このジヒドロコデインというのは体内 でモルヒネに変換されるので、副作用としてはモルヒネと同じ物が出てきます。すなわち、便秘。便秘がちの人は非麻薬性の物を使うのが得策かもしれませんね。
またこの麻薬性の鎮咳成分は気管支喘息の発作を誘発する可能性があるので要注意。
またモルヒネは乳汁に移行しやすいので、授乳中の人は飲まないようにしてください。
んで、次に非麻薬性の成分。
これにはデキストロメトルファン、チペピジン、ノスカピンがあります。
非麻薬性と言いつつも、作用の仕方は麻薬性の物と全く同じ。
でも麻薬じゃないので、薬物依存も鎮痛作用も呼吸抑制も起こしません。
モルヒネになることもないので、便秘になることもありません。
チペピジンは痰を除去する作用を持ってるので痰が酷い人にはこの成分が入ったお薬がお勧めです。
咳を抑える成分は上の二つが主なんですが、実はもう一つ作用が全然違う気管支を直接拡張させる作用を持った成分があって、それがdl-メチルエフェドリンというもの。
でもこの薬は甲状腺機能障害を起こしている人や、糖尿病の人、心臓病や高血圧の方が使うと症状が悪化するので注意してください。
<去痰成分>
去痰成分にはアンブロキソール、ブロムヘキシン、グアヤコールスルホン酸カリウムという物があります。
ここで特に書いておきたいのはアンブロキソール。これは痰をするっwwと出す物で、この成分が含まれている物は容赦なく第一類に分類されます。
それに対してブロムヘキシンは痰をサラサラにするだけなので、しつこく絡む人にはアンブロキソールが入った風邪薬が良いかもしれません。
とまぁ今日はここら辺で。
次薬書くときは便秘薬だと予告しときます。
そういえばそういえばーバチカン奇跡調査官読んじゃったー(●´ω`●)
いやぁ私ミステリーあんまり読まないんですけど、これはおもしろかったww
謎解きも薬知ってるせいか「あーなるなる」って感じでするする読めたし、結構内容も濃いめ。
ちょっとグロイかなーとも思ったけどネズミを何匹も仕留めてきた私に怖い物など無い!
それに平賀さんが素敵すぎるヽ(*´∀`)ノ
顔よし、性格良しの人は小説漫画に数いれど、天才スキルがついただけでこうも私のツボを刺激してくるあたり、私ってホント馬鹿なんだなぁ☆と自覚。人は無いものを相手に求めるって言いますもんね。
良いよねぇ天才の人って。私は未だにお目に掛かったことがないけれど、一度天才と呼ばれる方と話をしてみたいもんだ。
天才の定義ってのもいろいろあるだろうけど、私的天才は頭の回転がずば抜けて速いとか、あらゆる物事を包括的に眺めることが出来るとか、あと何よりも努力出来て自分が見据えた方向に突っ走っていける人でしょうか。記憶力とか知識量とかもありますけど、正直そこら辺は二の次。
突っ走ってる方向が科学系だとなお良し。
え?CBT?何それ?新しい組織?
(これだからダメなんだよ)
かぜぐすりのゆーこーせいぶんpart2
今日は昨日の続きでくしゃみ☆鼻水☆鼻詰まりという鼻の三大症状に対する有効成分を見ていきまーす。
あ、そういえば鬱治ったーっ!!!三(っ`・ω・)っ☆
学校のみんなありがとー!!
たいした悩みでも無かったんだけどさ。やっぱりもやもや残すのよくないよね??
というか、なんで飲みに行って鬱になって帰ってこなあかんねん……。
そんなわけで、今日はいつも通りのテンションで運行開始~(°∀°)ノ
<そーいや薬を飲む前に>
私は遙か古に聞きました。
鼻症状三姉妹さんと咳・痰灼熱金剛兄弟には迂闊に手を出してはならんと……。
熱もそうだけど、彼女や彼らは別に私たちの体を苦しめるために存在しているのではなく、むしろ外部から入ってきた魔王の手先たちをツンツンしてぽいってしてベタベタしたもので纏めて捏ねて丸めて外部へ蹴り出してくれるいい人たち。つまり生体防御反応というものなのですよ(例えがわからん)
つまりつまり、薬を飲んでこれらの症状を押し込めるということは、せっかく体の外にせっせと悪の手先たちを放り出してくれてっている彼らの仕事を「はいはいお邪魔しますよ~((((((((((( ・ω・)っ」ってなかんじで止めちゃうのですよ。生体内社会から見れば完全にKYな通行人です。激戦地に買い物袋持ったおばちゃんが通る、みたいな。
そうすると当然外にウイルスや菌が排泄されなくなるので、我らの体の最後の砦、免疫騎士団とのガチンコ勝負が始まるわけです。
なので薬を飲むのは可能な限り控えた方が治りも良いとか良くないとか。
痰を喉に絡みにくくするだけのものならともかく、それらを残したり無理に炎症を抑えたりすると今度は逆にウイルス共が壊した細胞を終の棲家にとやってきた細菌共が暴れ出すので要注意です。
本当に症状が辛いときに、軽くその症状を抑えるために飲むのが一番良いと思われ。
一番の対症療法は薬ではなく、よく喰ってよく寝ることですな。
そんじゃまここまで書いといてなんですが今日は鼻 症状三姉妹の働きを停止させる成分のご紹介です。
あーくしゃみとまらんー(o´д`o)=3
<くしゃみ鼻水鼻詰まり>
これらの症状を抑える薬には三つの種類がある模様。
一つは勝手知ったる抗ヒスタミン成分。
機能形態やら病理やらを一通り学んだにも関わらず、未だに生体の維持のためになにしてんのこいつ??と、いう疑問が尽きないヒスタミンの分泌を抑えてくれる成分です。
ホントにこいつの存在意義がわからん。
体の仕組みって驚くぐらい無駄なく出来てて、体外に排出されるもの以外で不要な物質なんて一個も存在してないはずなんですけど、こいつなにしてんの????
アレルギー起こすわくしゃみ出すわ胃を荒らすわ浮腫にするわ、マイナス部分しかなくね??
くしゃみを起こす唯一の生体防御因子というならまだわかるけど、他にもくしゃみや鼻水を起こすものはあるし、風邪を治すだけにしてはちょっとリスクが高すぎるように思うんだけど(。・ε・`。)
まぁそんな私の疑問はポイってゴミ箱に置いといて、抗ヒスタミン成分には
d-クロルフェントラミン、ジフェンヒドラミン、クレマスチン、メキタジンという物があります。
これらの副作用として最も有名なのが口渇・尿閉・眠気という三つなんですけども、
最近ではこの三つの作用がとても弱くなった第二世代型抗ヒスタミン薬というのも出てきました。
ちなみにその三大副作用が弱い成分は上の中ではメキタジンが該当します。
他の第一世代型の成分が使われている薬もカフェインなど眠気を起こしにくい成分が入っていたりしますが、緑内障の人や前立腺肥大を起こしている人は第一世代の薬を使うと悪化するので、第二世代のメキタジンが入ったお薬を選ぶようにしてください。
二つ目の種類として交感神経興奮成分。
文字の響きで何となくわかって欲しいなぁ、と思うんですけど、交感神経というのは主に運動しているときに見られる状態を作る神経だと思ってください。
例えば血圧が上げるとか、呼吸回数を増やすとか、腸の動きを抑制するとか、そんなんを司っている神経のことをこう呼びます。
これを興奮させることで何故鼻症状が治まるかというと、交感神経は血管を収縮させる作用を持っているんだそうですよ。
血管を穴のいっぱい開いた風船(空気は入れないで)だと思って貰うとわかりやすいんですけど、そんな風船を思いっきり引っ張ると穴は見えなくなって一見ただのゴムみたいに見えますよね?
でもゆるめてやると空けた穴が見えてくる、と。
つまり鼻水は血管がゆるんでいる状態の時、血管にあいたとても小さな穴から水だけが溢れ出してきてしまって、それが鼻水となって流れ出す訳なので、交感神経を刺激して、血管を引き締めてやろう!という考えのもと入っているのがこの交感神経興奮成分なのです。
お見かけする物としてはプソイドエフェドリン、dl-メチルエフェドリンです。
でも風邪薬として単体で使われることは無いみたいなので、参考程度に見てやってください。
三つ目が副交感神経遮断成分。
副交感神経とはさっき書いた交感神経と表裏一体の逆の作用で、眠っている時の状態を作るための神経と考えて貰えばわかりやすいです。
例えば胃腸運動を亢進させるとか、呼吸を抑えるとか、血管をゆるめてあげて血圧を下げるとか。
体はこの交感神経と副交感神経が絶妙なバランスを取ってコントロールしてくれています。
血圧が上がれば副交感神経が頑張って血管をゆるめて下げてくれるし、逆に血圧が下がれば交感神経が頑張って血管を締め上げ血圧を上げてくれるとか、体の状態に合わせて恒常性を保ってくれているらしいのです。
んで、今回の鼻症状にはこの副交感神経の作用が邪魔。
なのでその働きを止めちゃえーヽ(・ω・。)ノ(。・ω・)ノ ヽ(。・ω・)ノ ってな薬が今回のお薬です。
AAに重要な意味はありません。
で、これに該当する成分がヨウ化イソプロパミド、ベラドンナ総アルカロイドです。
こいつらは交感神経と違って口渇・尿閉・眠気という抗ヒスタミンと同じ副作用が出てくるのがちと面倒。薬を選ぶ際は、やっぱり緑内障や前立腺肥大のある方は注意してやってくださいな。
十時に書き始めたのにいつの間にか日を跨いでる……。
あれー?(o・ω・o)
あ、そういえば鬱治ったーっ!!!三(っ`・ω・)っ☆
学校のみんなありがとー!!
たいした悩みでも無かったんだけどさ。やっぱりもやもや残すのよくないよね??
というか、なんで飲みに行って鬱になって帰ってこなあかんねん……。
そんなわけで、今日はいつも通りのテンションで運行開始~(°∀°)ノ
<そーいや薬を飲む前に>
私は遙か古に聞きました。
鼻症状三姉妹さんと咳・痰灼熱金剛兄弟には迂闊に手を出してはならんと……。
熱もそうだけど、彼女や彼らは別に私たちの体を苦しめるために存在しているのではなく、むしろ外部から入ってきた魔王の手先たちをツンツンしてぽいってしてベタベタしたもので纏めて捏ねて丸めて外部へ蹴り出してくれるいい人たち。つまり生体防御反応というものなのですよ(例えがわからん)
つまりつまり、薬を飲んでこれらの症状を押し込めるということは、せっかく体の外にせっせと悪の手先たちを放り出してくれてっている彼らの仕事を「はいはいお邪魔しますよ~((((((((((( ・ω・)っ」ってなかんじで止めちゃうのですよ。生体内社会から見れば完全にKYな通行人です。激戦地に買い物袋持ったおばちゃんが通る、みたいな。
そうすると当然外にウイルスや菌が排泄されなくなるので、我らの体の最後の砦、免疫騎士団とのガチンコ勝負が始まるわけです。
なので薬を飲むのは可能な限り控えた方が治りも良いとか良くないとか。
痰を喉に絡みにくくするだけのものならともかく、それらを残したり無理に炎症を抑えたりすると今度は逆にウイルス共が壊した細胞を終の棲家にとやってきた細菌共が暴れ出すので要注意です。
本当に症状が辛いときに、軽くその症状を抑えるために飲むのが一番良いと思われ。
一番の対症療法は薬ではなく、よく喰ってよく寝ることですな。
そんじゃまここまで書いといてなんですが今日は鼻 症状三姉妹の働きを停止させる成分のご紹介です。
あーくしゃみとまらんー(o´д`o)=3
<くしゃみ鼻水鼻詰まり>
これらの症状を抑える薬には三つの種類がある模様。
一つは勝手知ったる抗ヒスタミン成分。
機能形態やら病理やらを一通り学んだにも関わらず、未だに生体の維持のためになにしてんのこいつ??と、いう疑問が尽きないヒスタミンの分泌を抑えてくれる成分です。
ホントにこいつの存在意義がわからん。
体の仕組みって驚くぐらい無駄なく出来てて、体外に排出されるもの以外で不要な物質なんて一個も存在してないはずなんですけど、こいつなにしてんの????
アレルギー起こすわくしゃみ出すわ胃を荒らすわ浮腫にするわ、マイナス部分しかなくね??
くしゃみを起こす唯一の生体防御因子というならまだわかるけど、他にもくしゃみや鼻水を起こすものはあるし、風邪を治すだけにしてはちょっとリスクが高すぎるように思うんだけど(。・ε・`。)
まぁそんな私の疑問はポイってゴミ箱に置いといて、抗ヒスタミン成分には
d-クロルフェントラミン、ジフェンヒドラミン、クレマスチン、メキタジンという物があります。
これらの副作用として最も有名なのが口渇・尿閉・眠気という三つなんですけども、
最近ではこの三つの作用がとても弱くなった第二世代型抗ヒスタミン薬というのも出てきました。
ちなみにその三大副作用が弱い成分は上の中ではメキタジンが該当します。
他の第一世代型の成分が使われている薬もカフェインなど眠気を起こしにくい成分が入っていたりしますが、緑内障の人や前立腺肥大を起こしている人は第一世代の薬を使うと悪化するので、第二世代のメキタジンが入ったお薬を選ぶようにしてください。
二つ目の種類として交感神経興奮成分。
文字の響きで何となくわかって欲しいなぁ、と思うんですけど、交感神経というのは主に運動しているときに見られる状態を作る神経だと思ってください。
例えば血圧が上げるとか、呼吸回数を増やすとか、腸の動きを抑制するとか、そんなんを司っている神経のことをこう呼びます。
これを興奮させることで何故鼻症状が治まるかというと、交感神経は血管を収縮させる作用を持っているんだそうですよ。
血管を穴のいっぱい開いた風船(空気は入れないで)だと思って貰うとわかりやすいんですけど、そんな風船を思いっきり引っ張ると穴は見えなくなって一見ただのゴムみたいに見えますよね?
でもゆるめてやると空けた穴が見えてくる、と。
つまり鼻水は血管がゆるんでいる状態の時、血管にあいたとても小さな穴から水だけが溢れ出してきてしまって、それが鼻水となって流れ出す訳なので、交感神経を刺激して、血管を引き締めてやろう!という考えのもと入っているのがこの交感神経興奮成分なのです。
お見かけする物としてはプソイドエフェドリン、dl-メチルエフェドリンです。
でも風邪薬として単体で使われることは無いみたいなので、参考程度に見てやってください。
三つ目が副交感神経遮断成分。
副交感神経とはさっき書いた交感神経と表裏一体の逆の作用で、眠っている時の状態を作るための神経と考えて貰えばわかりやすいです。
例えば胃腸運動を亢進させるとか、呼吸を抑えるとか、血管をゆるめてあげて血圧を下げるとか。
体はこの交感神経と副交感神経が絶妙なバランスを取ってコントロールしてくれています。
血圧が上がれば副交感神経が頑張って血管をゆるめて下げてくれるし、逆に血圧が下がれば交感神経が頑張って血管を締め上げ血圧を上げてくれるとか、体の状態に合わせて恒常性を保ってくれているらしいのです。
んで、今回の鼻症状にはこの副交感神経の作用が邪魔。
なのでその働きを止めちゃえーヽ(・ω・。)ノ(。・ω・)ノ ヽ(。・ω・)ノ ってな薬が今回のお薬です。
AAに重要な意味はありません。
で、これに該当する成分がヨウ化イソプロパミド、ベラドンナ総アルカロイドです。
こいつらは交感神経と違って口渇・尿閉・眠気という抗ヒスタミンと同じ副作用が出てくるのがちと面倒。薬を選ぶ際は、やっぱり緑内障や前立腺肥大のある方は注意してやってくださいな。
十時に書き始めたのにいつの間にか日を跨いでる……。
あれー?(o・ω・o)
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プロフィール
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鶫
性別:
非公開
職業:
大学院生&ペーパー薬剤師
趣味:
最近はもっぱらゲーム
自己紹介:
薬学部に通うただのダメ人間。
分厚い小説は一日で読み切るくせに分厚い教科書は一年たっても読めない。
三度の飯より寝ることと遊ぶことが好き。
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